〒177-0041 東京都練馬区石神井町7-27-1
9:00~19:00
休診日 月曜・祝日
四十肩・五十肩
40代以降に発症することが多く、一般的に四十肩・五十肩といわれる「肩関節周囲炎」は肩関節周辺の組織に変性が起こり、生じた炎症によって痛みが起きます。
「症状」
突然痛みが発生する急性期と、肩の動きが制限される慢性期があります。
○急性期
ある日突然、腕を動かした時に片側の肩に鋭い痛みが発生し、肩を動かす時に痛みが二の腕や
手先に伝わるようになり、しびれをともなうこともあり、眠れないほどの痛みもあります。
○慢性期
急性期の痛みが治まるとともに鈍い痛みへと変化し、肩を動かせる範囲がだんだん狭くなって
いくことがあり、肩を上げたり、後ろに回す動きが困難になります。肩の筋肉を動かさないで
いると組織の癒着が起こり、さらに動きにくくなります。
◎四十肩・五十肩とよく似た症状で[腱板障害]があります。肩の筋肉と骨をつないでいる腱板が
部分的、あるいは完全に断裂する腱板断裂の場合もあり、放置すると痛みがひどくなりますので
速やかに整形外科で受診してください。
「原因」
年齢とともに、肩の部分にある関節を覆う膜や骨同士を結びつける靱帯の柔軟性が低下することで起こると考えられます。また、上腕部の筋肉と骨をつなぐ腱板(けんばん)が加齢にともない変性し、炎症を起こすことも原因となります。
「日常での予防法」
○急性期は、無理して肩を動かさないようにしましょう。重い荷物を持ったり運動をするなど、
痛みをともなう動作は避けるようにしましょう。
○慢性期は、振り子運動が有効です。痛くないほうの手で机にもたれかかり、ペットボトルや
アイロンなど500gから1kgくらいの重さのものを痛い方の手で持って腰をかがめて前後、左右
にゆっくり振ります。
○寝ている間に肩が冷えると痛みが起こることがあります。布団から肩が出ないようにサポーター
を使用したり、バスタオルや毛布を掛けるなど工夫をしましょう。
○袖や腕回りがゆったりとした衣類を選び、着る時は痛い方の腕から先に袖を通し、脱ぐ時は
逆に、痛くない腕から脱ぐと良いでしょう。
○カイロや温湿布を当てたり、サポーターを付けるなどして、肩を冷やさないようにします。
ただし、急性期で冷やした方が痛みがやわらいだり楽と感じる場合は、冷湿布などで冷やすのも
いいでしょう。
「当院の施術法」
腰の緊張・コリをゆるめ、首から肩・肩甲骨の周辺・肩関節の周辺・背中・腹部をよくゆるめて
から頚椎・胸椎・腰椎・骨盤の歪みを矯正して痛みを和らげていきます。
練馬区石神井公園の整体・マッサージ│長生館療院では
長生療術に基づいて、痛みの部分だけでは
なく全体的に施術することで神経機能が改善され、血流やリンパの流れもよくなり、自然治癒力を
高めていきます。