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むくみ
血液中の水分が必要以上に血管の外にしみ出し、皮膚と皮下組織内に溜まる状態がむくみです。
「症状」
長時間立ち続けていた時などに起こる一時的なものと、心臓、腎臓、肝臓や甲状腺などの疾患が原因で起こるものがあります。皮膚の上から指で押した時に、へこんでなかなか元に戻らないことで気付くことが多いようです。
「原因」
○水分や塩分を多く摂り過ぎると血管の中の水分が増え、外にしみ出しやすくなりむくみを起こす
ことがあります。
○体の水分が不足すると、動脈から血液中にしみ出た水分を静脈が吸収できなくなることがあり、
皮膚と皮下組織内に水が溜まりむくみます。
○立ち仕事などで長時間同じ姿勢が続くと、足の血流が滞るためむくみが起きやすくなります。
○精神的ストレスによって自律神経が乱れると、血行が悪くなりむくみを起こすことがあります。
○生理前や妊娠中、更年期にはホルモンのバランスが変化するため、自律神経の乱れから血行が
悪くなりむくみが出やすくなります。
○薬の副作用でむくむことがあります。
※むくみを伴う疾患がある場合
【更年期障害】
閉経前後の約10年をさす更年期を迎えると、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少により
自律神経のバランスが崩れ、ほてりやのぼせ、むくみ、多汗、イライラなどさまざまな症状が
表れます。
【妊娠高血圧症候群】
以前は妊娠中毒症と呼ばれていた疾患で、特徴はむくみ、高血圧、たんぱく尿の3つの症状
です。
【ネフローゼ症候群】
腎臓の糸球体に異常が起き、血液中のたんぱく質が尿の中に過剰に出てしまい、最初はまぶたや
顔、足にむくみが表れ、進行すると倦怠感とともに全身に拡がり、胸やお腹に水が溜まることも
あります。
【急性糸球体腎炎】
腎臓の血液をろ過する糸球体に炎症が起きる子どもに多くみられる疾患で、目の周りがむくみ、
高血圧や倦怠感、動悸が表れます。
【心不全】
心臓の機能が低下して、十分な血液を送り出せない状態で、静脈血を心臓に戻す力が低下する
ため、血液が手や足で滞り、血液中の水分が血管の外にしみ出してむくみが起きます。
【リンパ水腫(浮腫)】
手足のリンパ管が詰まり、リンパ液がリンパ管の外にしみ出すために腕や足にむくみが起こる
疾患です。
【甲状腺機能低下症】
免疫の異常によって、甲状腺ホルモンの分泌や作用の低下が起こる疾患で、元気がなくなっ
たり、皮膚のカサつき、むくみ、生理不順などの症状が表れることがあります。
◎むくみが何日も続く場合や、尿の出が悪い、疲れやすい、片足だけむくむなど気になる症状が
ある場合は疾患が隠れていることもありますので、医療機関で受診してください。
「日常での予防法」
○水分のとり過ぎも不足もむくみを引き起こします。こまめに水分を摂るようにしましょう。
○長時間の立ち仕事や座り仕事をする人は、時々姿勢を変えたりストレッチなどをして筋肉の
緊張をゆるめることが大切です。お風呂にゆっくりつかり足をマッサージし、むくみを予防する
弾性ストッキングの使用も効果的です。
○たんぱく質は血液中の水分を血管の中に留めておく働きがあります。たんぱく質が不足すると、
むくみの原因にもなります。また、塩分のとりすぎはむくみの大敵です。
○むくみには、たんぱく質やカリウム、カルシウム、マグネシウムをバランス良く摂ることが効果
的です。肉類やマグロ、イワシ、ホウレン草、豆類、卵、乳製品などを意識して摂るといいで
しょう。
「当院の施術法」
腰・臀部・下肢の緊張・コリをよくゆるめ、首から肩・肩甲骨の周辺・背中・腹部をよくゆるめて
から頚椎・胸椎・腰椎・骨盤の歪みを矯正してむくみを和らげ、姿勢も正しくなるよう施術して
いきます。
練馬区石神井公園の整体・マッサージ│長生館療院では
長生療術に基づいて、痛みの部分だけでは
なく全体的に施術することで神経機能が改善され、血流やリンパの流れもよくなり、自然治癒力を
高めていきます。