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喘息
アレルギーによって気道が炎症を起こして狭くなり、呼吸が苦しくなる発作を繰り返す疾患です。原因物質が特定できるアトピー型と、原因物質が特定できない非アトピー型があります。
「症状」
せき、たん、ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音(喘鳴・ぜんめい)、呼吸困難が起こり、息を
吸うよりも吐く時のほうが苦しくなります。
「原因」
○家の中のチリやホコリ、カビ、ダニとその死骸やフン、ペットの毛、スギやヒノキ、ブタクサ
などの花粉を吸い込んだり、皮膚に付着したりすることで、喘息の発作を起こすことがあり
ます。アレルギー物質を特定できるので、アトピー型の原因です。
○ストレスを感じると自律神経やホルモンが乱れて気道が収縮し、喘息を起こしやすくなります。
大人になってから発症するケースも増えています。
○特定の食品(卵、牛乳、大豆、米、小麦、そば、エビやカニなど)がアレルギーを起こし、喘息を
起こすことがあります。食品添加物でも起こる場合があり、これらが特定される場合はアトピー
型の原因になります。
○冷たく乾燥した空気や気温差、低気圧、タバコの煙など日常生活のちょっとした刺激が喘息を
起こすことがあります。
○住宅に使用した建材や壁紙、接着剤などの有機化合物により汚染された室内の空気、化粧品や
香水、芳香剤の成分や匂いが刺激になって、喘息発作の誘因になることもあります。
○多くの解熱鎮痛薬や、アスピリン成分を含む風邪薬などによって喘息発作が起こることがあり
ます。
※喘息を伴う疾患がある場合
【気管支喘息(小児)】
小児気管支喘息の約90%がアレルギーの原因物質が特定できるアトピー型で、ダニとその
死骸、フンなどのハウスダストが原因となっています。70%は大人になるまでに良くなります
が、アレルギー体質の子どもの多くはアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などを発症する
傾向があります。
【気管支喘息(成人)】
成人の気管支喘息の約30%が非アトピー型で大人になってから発症するケースが多くみられ、
過労やストレスが原因で成人の気管支喘息の発症を起こします。
【せき喘息】
ゼイゼイ、ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)はなく、たんがほとんどからまない状態を
せき喘息といいます。
【運動誘発性喘息】
走ったり階段を上ったりする運動や、笑うなどの動作がきっかけで、喘息発作を起こす場合
があります。
【アスピリン喘息】
アスピリンなどの消炎鎮痛薬の服用直後から1時間ほどの間に誘発される喘息です。
◎喘息と間違えやすい疾患
肺がん、肺水腫、百日咳、早朝にのどの辺りに不快感が出る逆流性食道炎など、まぎらわしい
疾患があります。気になる症状が出る時は速やかに専門医療機関で受診してください。
「日常での予防法」
○ダニやホコリ、ペットの毛、花粉、特定の食品などのアレルギーの原因物質や、タバコ、香料、
塗料など喘息の発作を誘発する原因をできるかぎり取り除きましょう。
○疲れやストレスは、喘息の発作の原因にもなります。十分に休養し、ストレスは早めに解消する
ように心がけましょう。
○発作が起きた時間帯やその時の行動、食べた物、精神状態などを記録しておき、自分がどんな時
に発作を起こしやすいかを知っておきましょう。
○発作が起こる前に大人の場合は、疲労感、乾いたせき、くしゃみ、鼻水などで、乳幼児の場合は
機嫌が悪くなったり、落ち着きがなくなったり、熱が出るなど前兆を見逃さないようにします。
「当院の施術法」
腰の緊張・コリをゆるめ、首から肩・肩甲骨の周辺・背中・上胸部・肋間部・腹部をよくゆるめて
から頚椎・胸椎・腰椎・骨盤の歪みを矯正して呼吸を和らげ、姿勢も正しくなるよう施術していき
ます。
練馬区石神井公園の整体・マッサージ│長生館療院では
長生療術に基づいて、痛みの部分だけでは
なく全体的に施術することで神経機能が改善され、血流やリンパの流れもよくなり、自然治癒力を
高めていきます。