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腰痛
検査をしても、腰痛の原因となるような覚えがないのに腰痛があることをまとめて腰痛症といいます。痛みの原因が主に腰背筋の疲労や炎症にあると考えられる腰痛で、疲労性腰痛ともいわれます。
※[
ぎっくり腰(急性腰痛症)はこちら]をご参照ください。
「症状」
体を動かした時だけでなく、安静にしている時でも腰に痛みを感じます。
「原因」
○長時間同じ姿勢を続けると腰の筋肉が緊張して疲労し、血行が悪くなって腰に痛みが起きます。
○腰の周りにある大腰筋・大臀筋や中臀筋の筋力が低下すると腰椎に負担がかかり、痛みを起こし
ます。また、腹筋・骨盤内の筋肉は姿勢を保つのに関係してるのでこれらの筋肉の低下も腰痛の
要因となります。
○運動のし過ぎによる筋肉疲労、無理な力が腰にかかるような動きをした時にも痛みが出ます。
※腰痛を伴う疾患がある場合
【腰部椎間板ヘルニア】
腰椎の骨と骨をつなぐ椎間板に亀裂ができて、椎間板組織の一部(髄核)が飛び出し、神経を圧迫
し、腰に痛みやしびれ、足には坐骨神経痛が出ます。
【腰椎すべり症】
腰椎が前後にずれて神経を圧迫し、強い痛みが出てしびれを伴うこともあります。
【腰椎分離症】
激しい運動で腰椎の一部が骨折して離れると腰が重く、腰痛が表れます。
【変形性腰椎症】
加齢とともに腰椎が変形し、トゲのような骨棘が神経を圧迫して腰痛を引き起こします。
【腰部脊柱管狭窄症】
長年腰に負担がかかって背骨の脊柱管が狭くなり、神経を圧迫して痛みが起きます。
【骨粗鬆(しょう)症】
骨量が減って、骨がスカスカの状態になり、ちょっとした動きで骨折を起こしたり自分の体重が
支えきれず圧迫骨折を起こし腰痛が出ます。
◎腎結石・尿管結石・子宮筋腫・うつ・自律神経失調症などでも腰痛が起きます。疾患が原因で
出る腰痛は医療機関で受診するようおすすめします。
「日常での予防法」
○日頃から腹筋と背筋を鍛える運動をしましょう。
○同じ姿勢で長く立ち仕事をするキッチン台などは補助台を置くなどして前屈みにならないよう
高さを調節します。
○ヒールの高い靴や厚底靴は避け、かかとが低く(3cm位)安定性のある靴を選びましょう。
○バッグは片手で持つ時は左右交互に持ち替えるようにし、できればリュックタイプがおすすめ
です
○物を持ち上げる時は膝と腰を落してゆっくり持ち上げるように心がけます。
「当院の施術法」
腰・臀部・大腿部の緊張・コリをしっかりとゆるめ、首から肩・背中・腹部をゆるめてから頚椎・
胸椎・腰椎・骨盤の歪みを矯正し痛みを和らげていきます。
練馬区石神井公園の整体・マッサージ│長生館療院では
長生療術に基づいて、痛みの部分だけでは
なく全体的に施術することで神経機能が改善され、血流やリンパの流れもよくなり、自然治癒力を
高めていきます。